障害年金の基礎知識

【2026年最新】障害年金2級はいくらもらえる?金額・月額と認定基準をわかりやすく解説

【2026年最新】障害年金2級はいくらもらえる?金額・月額と認定基準をわかりやすく解説

障害年金2級について、「2026年はいくらもらえるのか」「月額にするとどのくらいになるのか」と気になっている方も多いでしょう。障害基礎年金2級には基本となる金額が決められていますが、初診日に厚生年金へ加入していた場合は障害厚生年金も加わるため、実際の受給額は人によって異なります。また、対象となる子どもや配偶者がいる場合には、年金額が加算されることもあります。

本記事では、2026年度の障害年金2級の年額・月額をはじめ、障害基礎年金と障害厚生年金の受給額の違い、家族がいる場合の加算、2級に認定される障害状態の目安までわかりやすく解説します。

こちらの記事でわかること

2026年の障害年金2級はいくらもらえる?

2026年度(令和8年度)の障害基礎年金2級は、昭和31年4月2日以後に生まれた方の場合、年額847,300円です。月額に換算すると約70,608円となります。 ただし、障害年金2級の受給額がすべての方で同じになるわけではありません。初診日に厚生年金へ加入していた方が2級に認定された場合は、障害基礎年金2級に加えて障害厚生年金2級も受給できます。
年金の種類2026年度の金額・計算方法月額の目安
障害基礎年金2級年額847,300円約70,608円
障害厚生年金2級報酬比例の年金額加入期間や報酬によって異なる
※障害基礎年金の金額は昭和31年4月2日以後に生まれた方の場合。 2025年度の障害基礎年金2級は年額831,700円でしたが、2026年度は847,300円となり、年間15,600円増額されています。 さらに、一定の条件を満たす子どもがいる場合には「子の加算」、障害厚生年金2級を受給していて一定の条件を満たす配偶者がいる場合には「配偶者加給年金額」が上乗せされることがあります。 そのため、自分が実際に受け取れる金額を知るには、初診日に加入していた年金制度と家族構成を確認することが重要です。

1級・2級・3級を含めた2026年度の障害年金の金額を確認したい方は、【2026年最新】障害年金はいくらもらえる?等級別の金額・受給額をわかりやすく解説をご覧ください。

障害基礎年金2級の金額と子どもがいる場合の加算

2026年度の障害基礎年金2級は、昭和31年4月2日以後生まれの場合、年額847,300円です。一方、昭和31年4月1日以前に生まれた方は年額844,900円となります。 また、障害基礎年金2級を受給している方に一定の条件を満たす子どもがいる場合は、基本となる年金額に「子の加算額」が上乗せされます。
対象2026年度の金額合計受給額
子なし加算なし847,300円
子1人243,800円1,091,100円
子2人487,600円1,334,900円
子3人568,900円1,416,200円
2026年度の子の加算額は、1人目・2人目がそれぞれ年額243,800円、3人目以降は1人につき年額81,300円です。 対象となるのは、受給者によって生計を維持されている「18歳になった後の最初の3月31日までの子」、または「20歳未満で障害等級1級または2級の状態にある子」です。 例えば、対象となる子どもが1人いる場合は、障害基礎年金2級847,300円に243,800円が加算され、年間1,091,100円となります。月額に換算すると約90,925円です。 子どもがいるだけで一律に加算されるものではないため、年齢や障害状態などの条件についても確認しておきましょう。

障害厚生年金2級はいくらもらえる?

初診日に厚生年金へ加入していた方が障害等級2級に認定された場合は、障害基礎年金2級に加えて障害厚生年金2級を受給できます。 障害厚生年金2級には一律の金額が設定されているわけではありません。厚生年金に加入していた期間や給与・賞与などをもとに算出される「報酬比例の年金額」によって決まります。
項目2026年度の金額・計算方法
障害厚生年金2級報酬比例の年金額
障害基礎年金2級年額847,300円
配偶者加給年金額年額243,800円
※一定の条件を満たす配偶者がいる場合。 例えば、報酬比例の年金額が年額80万円だった場合、障害基礎年金2級847,300円と合わせると、基本となる受給額は年額1,647,300円です。月額換算では約137,275円となります。 さらに、受給者によって生計を維持されている65歳未満の配偶者など、一定の条件を満たす配偶者がいる場合には、年額243,800円の配偶者加給年金額が加算される可能性があります。 この例で配偶者加給年金額も加わる場合は、合計年額1,891,100円となります。 ただし、障害厚生年金の報酬比例部分は過去の報酬や厚生年金の加入状況によって異なるため、実際の受給額は一人ひとり異なります。 また、報酬比例部分の計算では、厚生年金の加入期間が300月(25年)未満の場合、300月として計算されます。 そのため、障害厚生年金2級については、インターネット上の「2級なら月○万円」といった金額だけで判断せず、個別の加入記録を確認する必要があります。

障害年金2級はどのような状態が認定の目安になる?

障害年金2級は、単に病名や診断名だけで決まるものではありません。病気やけがによって日常生活にどの程度の制限が生じているかなどをもとに判断されます。 障害年金2級の一般的な目安は、他人の介助を常に必要とするほどではなくても、日常生活が極めて困難で、生活に著しい制限がある状態です。 例えば、家庭内で簡単な食事を用意するなど軽い活動はできるものの、それ以上の活動が難しい場合や、活動範囲が家の中を中心に限られているような状態などが目安として挙げられています。
等級障害状態の大まかな目安障害基礎年金
1級他人の介助がなければ日常生活の多くを行うことが難しい状態あり
2級日常生活が極めて困難で、生活に著しい制限がある状態あり
3級労働に著しい制限を受ける状態なし
ただし、3級があるのは障害厚生年金だけで、障害基礎年金には1級と2級しかありません。 また、実際の障害認定基準は、精神障害、肢体障害、視覚障害、聴覚障害、心疾患など障害の種類によって異なります。 特にうつ病や統合失調症、発達障害などの精神障害では、食事、清潔保持、金銭管理、通院、服薬、対人関係、社会生活などをどの程度一人で行えるかが重要な判断材料となります。

働いていても障害年金2級を受給できる?

働いているという理由だけで、障害年金2級を受給できないと決まるわけではありません。 障害年金では、単に「就職しているか」「収入があるか」だけで等級が決まるものではなく、障害の種類や状態、仕事内容、勤務時間、職場から受けている配慮や援助、日常生活の状況などを含めて判断されます。 例えば、一般企業で働いている場合でも、勤務時間を短縮している、単純な業務に限定されている、周囲から継続的な援助を受けているなど、障害による大きな制限があるケースもあります。 一方で、障害の種類によっては就労状況が障害状態を判断するうえで重要な材料となる場合があります。 そのため、「働いているから2級は無理」「無職なら2級になる」といった単純な判断はできません。

障害年金2級を受給するときに確認したいポイント

障害年金2級に相当する障害状態であっても、それだけで必ず障害年金を受給できるわけではありません。 障害年金には、障害状態だけでなく初診日や保険料納付状況などの受給要件があります。
確認するポイント内容
初診日病気やけがについて初めて医師などの診療を受けた日
初診日の年金制度障害基礎年金・障害厚生年金のどちらが対象になるかに関係
保険料納付要件保険料の納付済期間や免除期間などを確認
障害認定日原則として初診日から1年6か月を経過した日など
障害状態2級の障害認定基準に該当するかを確認
特に重要なのが初診日です。 初診日に国民年金へ加入していた場合と厚生年金へ加入していた場合では、同じ障害年金2級であっても受給できる年金の種類や金額が変わります。 また、障害者手帳の等級と障害年金の等級は別のものです。 障害者手帳2級を持っているから障害年金も2級になるとは限らず、障害者手帳3級でも障害年金2級に認定されるケースがあります。 障害年金を検討するときは、手帳の等級ではなく、障害年金の認定基準に照らして現在の状態を確認することが重要です。

障害年金2級についてよくある質問

障害年金2級の金額や認定について、よくある疑問をQ&A形式で紹介します。

障害年金2級は月にいくらもらえますか?

2026年度の障害基礎年金2級は、昭和31年4月2日以後に生まれた方の場合、年額847,300円、月額換算で約70,608円です。 初診日に厚生年金へ加入していた方が2級に認定された場合は、障害厚生年金も加わるため、実際の受給額はこれより多くなります。

障害年金2級で子どもが1人いる場合はいくらですか?

2026年度は障害基礎年金2級の847,300円に、子1人の加算額243,800円が加わるため、条件を満たす場合は年額1,091,100円です。 月額に換算すると約90,925円となります。

障害年金2級と1級では金額はいくら違いますか?

2026年度の障害基礎年金は、1級が年額1,059,125円、2級が年額847,300円です。 そのため、1級と2級の差は年額211,825円となります。

障害年金2級でも働くことはできますか?

働いているだけで障害年金2級を受給できなくなるわけではありません。 ただし、障害の種類によっては、仕事内容や勤務時間、職場での配慮、援助の状況などが障害状態を判断する材料になります。

障害者手帳2級なら障害年金も2級になりますか?

必ず2級になるわけではありません。 障害者手帳と障害年金は別の制度であり、それぞれ異なる認定基準で等級が決められます。

障害年金2級は一生もらえますか?

必ず一生受給できるとは限りません。 定期的に診断書を提出して障害状態を確認する有期認定の場合は、更新時の状態によって等級が変更されたり、障害状態が軽くなれば支給停止となったりすることがあります。 一方、障害の状態によっては更新を必要としない永久認定となる場合もあります。

障害年金2級に税金はかかりますか?

障害年金は非課税です。 障害基礎年金・障害厚生年金として受給する年金そのものには所得税はかかりません。

2026年の障害年金1級・2級・3級をまとめて確認できますか?

障害年金は等級だけでなく、初診日に加入していた年金制度によっても受給額が異なります。 2026年度の1級・2級・3級の金額をまとめて比較したい方は、【2026年最新】障害年金はいくらもらえる?等級別の金額・受給額をわかりやすく解説をご覧ください。

参考・出典

  • 日本年金機構「障害基礎年金の受給要件・請求時期・年金額」
  • 日本年金機構「障害厚生年金の受給要件・請求時期・年金額」
  • 日本年金機構「令和8年4月分からの年金額等について」

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この記事を書いた人
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丸橋 俊博

世田谷区でNO.1の実績!豊富な経験で障害年金の申請をサポートをしている社労士です。

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