20代後半に発症した記憶障害。初診日の特定が大きな壁に
今回ご紹介するのは、40代の女性。20代後半、一人暮らしをしていた時期に、記憶障害の症状が現れました。しかし、当時の医療機関への受診記録や本人の記憶が曖昧だったため、「初診日がわからない=障害年金は請求できないかもしれない」という大きな不安を抱えていました。
そこで、ご本人は障害年金に詳しい社労士である私たちに相談されました。
社労士と一緒に、過去の受診歴をたどる取り組み開始
ご相談を受け、まずは現在通院中の病院を起点に、過去の受診歴を年表形式で整理する作業を始めました。記憶が断片的だったため、父母に協力を依頼し、薬袋や診察券を手がかりに、名前を聞いたことがあるクリニックを一つずつ洗い出していきました。
そのリストをもとに、私たち社労士が直接各クリニックや病院に電話をかけ、受診歴の確認と初診証明の取得を進めました。受診は1~2回で終わってしまっているケースが多く、カルテが破棄されている病院もあり、調査は困難を極めましたが、粘り強く調査を続けました。
3か月間の調査の末、初診日を特定
調査開始から約3か月、ようやく、20代後半に初めて通院した精神科クリニックの記録が見つかりました。初診証明も取得することができ、障害年金の申請に必要な「初診日」の特定が可能となりました。
また、年金保険料についてもご本人の母親が当時から代理納付を続けていたため、納付要件もクリアできました。
無事に障害基礎年金2級の受給が決定!
申請から約4か月後、障害基礎年金2級の支給が正式に決定しました。受給額は年額約78万円(月額約65,000円)。さらに、認定日から現在までの遡及分(約3年分)も認められ、まとめて約234万円が支給されました。
ご本人も「自分一人だったら絶対に無理だった」「あきらめずに相談して本当に良かった」と、涙ながらに喜ばれていました。
初診日が不明でも、あきらめる必要はありません
記憶障害などで過去の記録が曖昧な場合でも、丁寧に一つ一つ調査を進めれば、初診日を特定できる可能性は十分にあります。特に家族から得られる情報や、わずかな手がかりを大切に拾い上げることで、道が開けるケースも多いのです。
初診日がわからない=障害年金を諦める、ということではありません。専門家と一緒に取り組めば、必ず可能性は広がります。
【無料相談受付中】初診日の証明でお困りの方へ
障害年金申請を考えているものの、初診日が特定できない、記憶に自信がないという方は、ぜひ一度私たち社労士にご相談ください。初回相談は無料で対応しています。
「昔の受診歴が不明であきらめかけている」「どう調査したらよいかわからない」という方を、全力でサポートいたします。